こんにちは、さおです。
毎日、目の前のことに追われていると、気づけば自分の心が疲れていることに驚くことがあります。
家事、育児、仕事、人間関係…。
あれもこれもとやることは山積みで、終わりが見えず少しも立ち止まる暇がありません。

そう思って、家事や子どものことを最優先にしてきたけれど、あるときふと気づきました。
せかせかしすぎて、笑顔を忘れかけている自分がいることに。
そんなときに意識して取り入れたのが、「ぼーっとする時間」です。

スマホを置き、テレビも消して、心の中を空っぽにして、ただ呼吸する。
窓の外を眺めたり、植物や空を眺めたり、コーヒーの香りを感じたり、ただただ何も考えずに過ごす時間です。
一見、無駄に思えるかもしれません。
でも実は、この時間は脳や心にとってとても大切。脳は常に情報を処理し続けていますが、ぼーっとする時間を持つことで、情報を整理したり、感情をリセットしたり、ストレスを緩和したりしてくれます。
科学的にも、何もしない時間を意識的に作ることは、創造性や集中力を高めることにつながるといわれています。
つまり、忙しい毎日の中で少し立ち止まることは、決して「無駄な時間」ではないのです。
私の日常に取り入れてみた「ぼーっとタイム」

私自身、最初は「何もしないなんて罪悪感がある」と思っていました。
でも、1日の中でほんの5分だけでもいいから、何も考えずに過ごす時間を意識してみたのです。
たとえば、子どもがお昼寝している時間に、窓の外の木々や空をぼんやり眺める。
夕方、夕焼けを見ながらコーヒーを一口。
子どもが遊んでいる声を遠くで聞きながら、ソファに腰かけて深呼吸する。
最初は「何もしない時間なんてもったいない」と思っていたけれど、不思議なことに、その短い時間だけで心がスッと軽くなる感覚がありました。目の前の小さなイライラも、ちょっとだけ遠くに置いておけるような感覚です。
ぼーっとすることのメリット
「ぼーっとする時間」を意識的に作ることで、私は次のような変化を感じました。
1. ストレスが減る
日々の育児や家事でイライラすることは多いけれど、ぼーっとする時間を作ると、感情が少し客観的に見えるようになります。
「あ、今私、焦ってるな」と自分の感情を認識するだけでも、気持ちは軽くなるんです。
2. 気持ちがリセットされる
朝から晩まで動きっぱなしで、頭の中もいっぱいだった私の心。
たった数分のぼーっとタイムで、心がリセットされ、また新しい気持ちで子どもや家事に向き合えるようになりました。
3. 創造力やアイデアが生まれる
何もせず、ただぼーっとしていると、不思議とアイデアが浮かんでくることがあります。
ブログのネタや、子どもとの遊び方、新しいレシピのヒント…。頭を休めることで、逆に思考は活発になるんです。
子育て中だからこそ必要な「ぼーっとタイム」
私が一番驚いたのは、子育て中だからこそ「ぼーっとする時間」が大切だということ。
育児は24時間体制で、子どもが眠っている時間も家事や仕事で埋めてしまいがちです。
でも、ちょっと立ち止まることで、子どもにも優しく接することができるようになります。
イライラしていた気持ちもリセットされ、余裕を持って遊んだり、話を聞いたりできる。子どもにとっても、安心できる時間になるんです。
ぼーっとする時間を作るコツ
私が実践している方法をいくつか紹介します。
- タイマーを5分だけセットする
最初から長時間取ろうとせず、5分だけでも十分です。 - スマホや家事から離れる
通知が来ると意識が散漫になるので、スマホは別の部屋に置く。 - 場所を決める
窓際の椅子やソファ、庭先など、ぼーっとしやすい場所を決めておく。 - 五感を使う
コーヒーの香り、風の匂い、鳥の声など、目で見たり耳で聞いたり、五感を意識するとよりリラックスできます。
最初は罪悪感を感じるかもしれませんが、「これは自分を整えるための時間」と思えば、心が許してくれます。
「ぼーっとするのもいい」その意味

この言葉には、「休むことも、立ち止まることも大切」というメッセージが込められています。
忙しい毎日を過ごす中で、自分を責めることなく、ほんの少し立ち止まること。
それが、心の余裕や笑顔につながります。
私もまだ完璧にはできません。子どもがいると、つい次のことに追われてしまうこともあります。
でも、1日の中で「ここはぼーっとする時間」と決めることで、少しずつ心の余白ができてきました。
まとめ

忙しい毎日の中で、「ぼーっとする時間」を作ることは、決して無駄ではありません。
むしろ、心を整え、子どもや家族にも優しくなれる、大切な時間です。
- 5分だけでも、スマホを置いて窓の外を眺める
- コーヒーや紅茶を飲みながら深呼吸する
- 子どもが遊んでいるのを静かに見守る
こんな小さな時間でも、心は少しずつ軽くなります。
「ぼーっとするのもいい。」

忙しい日常の中で、この言葉を思い出して、少しだけ立ち止まってみませんか?
心がふわっと軽くなる、その感覚を、ぜひ味わってみてください。
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