子どもが幼稚園や小学校に通い始めると、必ずといっていいほど出てくるのが 友達とのトラブル。
ケンカをしたり、遊びに入れてもらえなかったり、ちょっとした言葉の行き違いで傷ついて帰ってくることもありますよね。
「先生に伝えたほうがいいのかな?」
「相手の子を責めるみたいに思われないかな?」
「連絡帳にはどう書けば失礼にならない?」
そんな悩みを持つ保護者の方に向けて、この記事では そのまま使える連絡帳例文 をまとめました。
実際にコピペしても、少しアレンジしてもOKです。
友達トラブルを連絡帳で伝えるときのポイント
まずは「どう書けば先生に伝わりやすいか」を整理しておきましょう。
1. 感情的にならず事実をシンプルに
→ 「昨日、友達とケンカして帰ってきました」など事実を中心に。
相手の子や保護者を責める表現は避けましょう。
2. 子どもの様子を具体的に書く
→ 「家で泣いていた」「気にしているようです」など、子どもの気持ちを添えると先生も配慮しやすいです。
3. 先生にお願いする形で
→ 「見守っていただけると助かります」「お気づきのことがあれば教えてください」など、協力をお願いする形がベター。
【例文1】ケンカをしたとき
お世話になっております。
昨日、休み時間に○○さんと口論になったようで、帰宅後も少し気にしている様子です。大きなけがなどはありませんが、しばらく気持ちが不安定になるかもしれません。学校生活の中でお気づきのことがあれば教えていただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。
【例文2】遊びに入れてもらえなかったとき
お世話になっております。
最近「休み時間に遊びに入れてもらえなかった」と話すことがあり、少し心配しています。家庭では様子を見守っていますが、学校でも気にかけていただけるとありがたいです。どうぞよろしくお願いいたします。
【例文3】子どもが気に病んでいるとき
お世話になっております。
○○が「お友達にきついことを言われた」と気にしているようです。家庭では励ましながら見守っていますが、学校でも不安そうな様子が見られましたらお声かけいただけますと助かります。よろしくお願いいたします。
【例文4】相手の子への配慮も伝えたいとき
お世話になっております。
昨日○○が「△△さんと遊ぶときにうまくいかず、悲しかった」と話していました。お互いにまだ気持ちの整理が難しい年齢だと思いますので、学校でも見守っていただければ安心です。どうぞよろしくお願いいたします。
先生はどう受け止めている?
連絡帳にこうしたことを書くと「先生に迷惑かな?」と心配になる方も多いと思います。
でも実際には、先生は 子どもの学校での様子を知る大切な情報源 として受け止めています。
特に低学年や園児の場合、子ども自身がうまく言葉で伝えられないことも多いもの。
家庭での様子が伝わることで、先生も「学校ではこう関わってみよう」と工夫しやすくなります。
書くときの注意点
- 相手の子の名前は出してもOKですが、「責める表現」は避ける
- 長文よりも簡潔に(2〜3文で十分)
- 書きにくい内容は「個別にご相談させてください」と一言添えるのもあり
まとめ|「困ってます」より「見守りお願いします」の姿勢で
友達トラブルは、子どもの成長に欠かせない経験でもあります。
ただ、家庭で心配な様子が見られたときは、先生に一言伝えておくことが子どもの安心につながります。
- 感情的にならず事実を伝える
- 子どもの気持ちや様子を添える
- 先生に「見守りをお願いする」形で
この3つを意識すれば、スムーズに気持ちが伝わりますよ。
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